2007年6月14日木曜日

精神科とタブー用語について

 精神科の病気で不思議な言葉のタブーを聞く。新聞、雑誌、テレビ、ラジオに絶対出てこない言葉である。それは「○違い」である。
 かつてガンも結核も病名自体がタブーだったらしい。不治の病で薬が効かないのがその理由らしい。
つまり死の宣告と等しいわけである。
 でも今は違う、医薬品が有効で患者の体力がもてば、クスリで治ってしまう部分が結構あるからだ。
 それで、病名を本人に告げても安心になった。

 なのに例の放送禁止用語だけは残っている。中枢神経系の病気は未だクスリで治せない部分があるのだろうか。そもそも治療の対象にならないのだろうか。
 私は向精神薬自体、それはそれで治療効果があると思う。医薬品業界以外の人は「絶対にクスリでは治らん」と考えて偏見を強めているのが現状かもしらぬ。
 結核の良き治療薬であるストレプトマイシン、ガンに対する抗がん剤ができてから結核もガンも不治の病では無くなった。本人にかなり直接伝えられるようになった。(末期がんは知らない)

 狂気と正気の間の患者さんをクスリで正気に戻せば「○違いになったら精神科の閉鎖病棟に一生閉じ込められる」という噂も自然に消滅するだろう。

 私は、医薬品の概念をさらに広げて、頭のよくなるクスリも開発、販売して欲しいと願っている。
脳の機能である計算、記憶、予測、管理その他の能力をクスリで増加できるのであればして欲しいものである。
 そんなことがカネで買えるものなら安いものである。

 そのときは世間は頭がいいの悪いの、仕事ができるのできないのでさわぐこともないだろう。
スポーツで筋肉増強剤使っているのと変わらぬ扱いになるだろう。皆さん頭いい人指差して「あんなのクスリ使ってるに決まってる」というからである。

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